【お家焼き肉】フライパンでおいしく焼き肉を焼くコツを現役肉屋が解説

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豚くん

お家でフライパンを使っておいしく焼き肉が焼けない・・・
フライパンでおいしく焼き肉を焼くコツが知りたい!

この記事では上記の疑問や悩みを解決します。

大好きな焼き肉をお家で手軽に楽しむことができたら、最高ですよね。
お家で焼肉をすると、自分の好きな時間に、好きなだけ焼肉を楽しむことができます。

しかし、「フライパンで焼肉をすると、なんだか上手く焼けない」と感じたことはありませんか?

そんなあなたのために、この記事ではフライパンを使っておいしく焼く方法を詳しく解説します。

部位別のおいしい焼き方も解説しているので、ぜひこの記事を読んで、焼き方のコツを知り、お家でおいしい焼肉を楽しみましょう。

ジョニー

この記事はお肉屋さんで主任を務めるお肉のプロが書いています。お取り寄せも大好きで毎月お肉のお取り寄せ継続中!!

目次

フライパンで焼くとまずくなってしまう3つの理由

フライパンで焼くとまずい理由

ここではフライパンで焼き肉を焼くとまずくなってしまう理由を3つ解説します。

食べながら焼けないので冷めてしまう

ホットプレートで焼き肉をする場合は焼きながら食べられるので、できたてアツアツのおいしいお肉が食べられます

しかし、フライパンの場合は調理が完了してからお皿に盛り付けたり、移動させたり時間がかかってしまい、冷めておいしくなくなってしまいます

お皿の準備などは事前に済ませておき、できるだけアツアツのうちに食べられるように工夫しましょう。

ジョニー

でも、ホットプレートは片付けが面倒なんだよね…

肉の余分な脂がついてべっとりしてしまう

焼肉店なら網で焼くので脂が下に落ちていきますが、フライパンで焼き肉をすると、脂が溜まってしまいお肉がベタベタになってしまいます

おいしく焼きたいならキッチンペーパーなどで脂を拭き取るなど対策が必要です。

ジョニー

脂はこまめに拭き取ってあげるのが大切です。

肉が重なってしまい焼きムラができる

フライパンで焼き肉を焼く時に、一度に大量のお肉を焼いてしまい、お肉が重なってしまうということはないでしょうか?

焼きムラや、生焼けの原因となります。

フライパンで焼く時はお肉の量に注意して、重ならないように焼きましょう。

ジョニー

一度に大量に焼いて時短したい気持ちはわかりますが、おいしく焼くには重ならないよう少しづつ焼くのがポイントです。

フライパンで焼き肉をするメリット3つ紹介

フライパンで焼き肉をするとまずくなってしまう原因を解説しましたが、フライパンで焼き肉をするメリットもあります。ここではフライパンでの焼き肉のメリットを3つ紹介。

家庭で手軽に焼肉が楽しめる

焼肉は、焼肉屋さんで楽しむことが多いですが、フライパンを使えば自宅でもかんたんに楽しむことができます。

自分の好きな時間に、好きなだけ焼肉を楽しむことができ、好きな肉や野菜を選ぶことができるのは、お家で焼肉をするメリットの一つです。

特別な道具が不要で経済的

焼肉をするためには、専用の焼肉グリルや炭火が必要な場合が多いですが、フライパンを使えばそれらは必要ありません。

家庭にあるフライパン一つで美味しい焼肉を楽しむことができるの、経済的にも負担が少なくなります。

後片付けが楽ちん

フライパンで焼肉をすると、後片付けがとてもかんたんです。

特別な焼肉グリルを使うと、油や焦げ付きがこびりついて掃除が大変なこともあります。しかし、フライパンなら通常の食器洗いと同じように洗うだけでOKです。これは、料理の後片付けが苦手な人にとって大きなメリットとなります。

フライパンでお肉を焼くコツ5選

フライパン
フライパンでおいしく焼くコツ
  • お肉を常温に戻してから焼く
  • フライパンはしっかりあたためてから
  • 牛脂を使って強火で焼く
  • 余分な脂は拭き取る
  • 裏返すのは1度でお肉は優しく引きずって裏返す

フライパンでお肉をおいしく焼くコツはこの5つだけ

順番に紹介していきます

お肉は常温に戻してから焼く

お肉は冷蔵庫から出してすぐに焼くのではなく、常温に戻しましょう

冷えたままでお肉を焼いてしまうと、中まで焼けるのに時間がかかるので、表面のコゲ焼きむらが発生しやすくおいしくなくなってしまいます。

調理前の30分前には冷蔵庫から出しておきましょう

フライパンはしっかりあたためてから焼く

お肉を焼く前にフライパンはしっかり温めておきましょう

フライパンの温度の目安は200℃で、強火でサッと短時間で焼き上げるのがおいしく焼くコツです。

お家でよく使われる「テフロン加工」のフライパンでもおいしく焼くことができますが「テフロン加工」のフライパンは高温の200℃を維持するのが難しいのに加え高温に弱く劣化が早いのでもっとおいしく焼きたい方は鉄製のフライパンがおすすめです

牛脂を使って強火で焼く

お肉を焼く前に牛脂をひきましょう
油でも焼けるのですが断然牛脂がおすすめです。

なぜなら、お肉にコクがでておいしさがワンランクUPするからです。
スーパーで無料でもらえますのでぜひ利用しましょう。

フライパンに牛脂をひいて、フライパンから煙が出てきたら200℃になった証拠です。
強火で焼いていきましょう。

余分な脂は拭き取る

焼いている最中のポイントですが、出てくる脂はキッチンペーパーでしっかり拭きましょう

脂を拭かないとお肉が焦げやすくなるほか、お肉がベタベタになって美味しくなくなってしまいます

裏返すのは1度でお肉は優しく引きずって裏返す

フライパンで焼き肉を焼くときは裏返すのは1度だけです。

お肉の表面から肉汁が出てきたら裏返すタイミングとなります。

表面 肉汁
表面から肉汁が溢れ出したら裏返すタイミング


ゆっくり優しくお肉をひきずりながら移動させて裏返しましょう。

お肉 移動させなら焼く

引きずりながら裏返すことで、常に温かい場所でお肉を焼くことができます


フライパンでのおいしい野菜の焼き方のコツ

食材
おいしく野菜を焼くコツ
  • 野菜は薄く切る
  • 肉より先に焼く

焼き肉をする時にお肉だけでは物足りないですよね。

野菜も一緒にたべることでお肉がより一層おいしくなります

フライパンでおいしく野菜を焼くコツはたった2つだけです、順番に解説していきしょう。

野菜は薄く切る

野菜は焼きやすいように薄切りにするのがポイントです。

分厚いとなかなか焼けずに野菜が焦げてしまいます

肉より先に焼く

野菜はお肉より先に焼きましょう

野菜は脂を吸収しやすいので、お肉の後に焼いてしまうと脂っこい野菜を食べる羽目になります。

野菜のなかでも焼く順番があり、火の通りにくい野菜を先に焼いていくのです。

先に焼く野菜
  • ピーマン
  • 玉ねぎ
  • 長ネギ
  • きのこ類
後に焼く野菜
  • キャベツ
  • なすび
  • もやし
  • とうもろこし

また、各野菜の焼き方は「モランボン おうち焼肉〜野菜編〜」の記事が詳しく書かれているので読んでみるのがおすすめです。

箸休めに生野菜がおすすめ

お肉・焼き野菜ばかりでは飽きてしまうので、口の中をリセットさせるためにも生野菜がおすすめです

そのまま食べられるキャベツやお肉を巻いて食べるサンチュもおすすめです。

部位別のフライパンでのおいしい焼き方を解説

フライパン 

基本的なフライパンでのおいしい焼き肉の焼き方がわかったところで、次は、部位別のおいしい焼き方を解説していきます。

タン

牛タン

牛タンをおいしく焼くコツは強火でサッと焼くことです

フライパンをアツアツに熱したら牛脂を薄くひいて焼きはじめます。

お肉から肉汁が出てきたら裏返す合図です。お肉をひきずるようにしてやさしく裏返しましょう。

焼いている最中にお肉の端が浮いてきたら軽く押さえてあげるのがポイントです。

裏返すのは一度だけでおいしい焼き色がついたら完成となります。

カルビ・バラ

カルビをおいしく焼くコツ余分な脂をしっかりとってあげることです

カルビ・バラは他の部位に比べて脂が多く、ベタベタになり焼くのが難しい部位となります。

フライパンをアツアツにしたら牛脂を引かずに焼き、表面から肉汁が溢れ出してきたら裏返しましょう。

おいしそうな焼き目がついたら完成です。

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ロース・赤身(モモ・カタ)

ロースをおいしく焼くコツは短時間で焼くことです。

ロースは脂身が少なく赤身が多い部位なので、焼きすぎるとかたくなってしまいます

牛脂をひいて強火で焼き、表面から肉汁がでてきたら裏返します。
そして、もう片面をサッと焼いたら完成です。

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ハラミ

牛肉 ハラミ

ハラミをおいしく焼くコツはしっかり焼くこと

ハラミは内臓系の部位となりますので焼きが甘いと内臓特有の臭みが残る原因となります

フライパンをアツアツに熱し強火でお肉の表面に焼き色をつけ、お肉の表面から肉汁がでてきたら裏返しましょう。

裏面に焼き色がついたら弱火に変えて両面もう一度焼くと完成です。

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ホルモン

ホルモン

ホルモンをおいしく焼くコツは、先に塩をふりかけてもみ洗いし、臭みが消しておくことです。

ボールにホルモンをいれて塩をふりかけもみ洗いすると、ホルモン特有の臭みが消えます。

そしてフライパンをアツアツに熱して牛脂をひいて強火で焼いていきます。

このとき皮のある方から焼いていくのがポイントです。

さらに水分が大量にでるのでキッチンペーパーでしっかり拭きましょう

皮の面がきつね色になったら裏返します。

すこし透明になってきたら焼き上がりの合図です。
皮のほうはしっかり焼きますがこちらはサッと焼くだけで十分です。

焼きすぎないことでホルモン特有のジューシーさが残りおいしさUP!

タレ付の焼き肉なら簡単にフライパンで焼ける

タレ付 焼き肉

タレ付のお肉なら焼くのが簡単でおいしいです

下味をつけて漬け込むことで、お肉がやわらかくなり味が染み込むので、焼くだけのかんたん調理でおいしい焼き肉を楽しめます。

ジョニー

当ブログ一押しのおすすめ味付けハラミをお取り寄せレビューした記事です。

おいしい自作の漬け込みタレを紹介

クックパッドで紹介されている、私のおすすめのつけ込みだれレシピを紹介します。

材料
  • 醤油 大さじ3
  • 酒 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • すりりんご 1/3個
  • ごま 適量
  • ごま油 大さじ1
  • (ピリ辛ならコチュジャン 小さじ1)
  • おろしにんにく 3欠片

材料をすべて混ぜてジップロックに入れたお肉と揉みこみ混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分〜1時間寝かせます。

焼き方は先ほど紹介した焼き方でOK。

スーパーで買えるおすすめのタレ

自作のタレで漬け込むのが面倒という方には市販のタレでの漬け込みが簡単でおすすめです。

ジップロックにお肉を入れて、お肉の重量の20%〜25%のタレで揉んで漬け込みます

その後冷蔵庫で30分から1時間寝かし、お肉がタレを吸い込んで少し大きくなれば完成です。

焼き方は先ほど紹介した焼き方で焼いていきます。

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私のスーパーのお肉コーナーでは「秘伝焼き肉のタレ」が売れ筋です。

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「エバラ黄金の味中辛」も売れ筋の定番商品です。スーパーで見かけたら買ってみてくださいね。

フライパンでの焼き肉でよくある質問

よくある質問

フライパンで焼肉をするとき、肉はどの温度に戻してから焼くべきですか?

肉は冷蔵庫から出して常温に戻してから焼くと、焼きムラが少なく、肉全体が均一に焼けます。これにより、肉の旨味を最大限に引き出すことができます。

フライパンで焼肉をするとき、どのくらいの火力で焼くのが最適ですか?

フライパンはしっかりと温めてから、強火で焼くのがおすすめです。強火でさっと焼くことで、肉のうまみを閉じ込め、ジューシーな焼肉を楽しむことができます。

フライパンで焼肉をするとき、余分な脂はどのように取り除くべきですか?

焼肉をするとき、余分な脂はキッチンペーパーで取り除くと良いでしょう。これにより、健康的に焼肉を楽しむことができます。

フライパンで焼肉をするとき、肉を裏返すのは何回が適切ですか?

肉を焼くときは、裏返すのは1度だけが理想的です。何度も裏返すと肉が硬くなり、ジューシーさが失われてしまいます。

フライパンで焼肉をするとき、野菜はいつ焼くべきですか?

野菜は肉よりも先に焼き始めると良いでしょう。野菜から出る水分で肉が焼け、肉の脂で野菜が美味しく焼き上がります。

フライパンで焼肉をするとき、アルミホイルを使うと何かメリットはありますか?

フライパンで焼肉をするときにアルミホイルを使うと、焼肉の後の掃除がとても簡単になります。アルミホイルをフライパンに敷くことで、肉から出る脂や汁がフライパンに直接つくのを防ぎます。これにより、焼肉の後にフライパンを洗う手間が大幅に減ります。また、アルミホイルは熱伝導性が良いので、肉を均一に焼くのにも役立ちます。ただし、アルミホイルを使うときは、火力を中火程度に調整し、アルミホイルが破れないように注意してください。

フライパンで焼肉をするとき、クッキングシートを使うと何かメリットはありますか?

フライパンで焼肉をするときにクッキングシートを使うと、焼肉の後の掃除がとても簡単になります。クッキングシートをフライパンに敷くことで、肉から出る脂や汁がフライパンに直接つくのを防ぎます。これにより、焼肉の後にフライパンを洗う手間が大幅に減ります。また、クッキングシートは熱に強く、肉を均一に焼くのにも役立ちます。ただし、クッキングシートを使うときは、シートがフライパンからはみ出さないように注意し、火力を中火程度に調整してください。

まとめ:フライパンでおいしく焼き肉を焼くコツ

この記事のまとめ

今回はフライパンで焼き肉をおいしく焼くコツを解説しました。

フライパンで焼くコツまとめ
  • お肉は常温に戻してから焼く
  • フライパンはしっかり温め強火で焼く
  • 余分な脂はキッチンペーパーで取り除く
  • 裏返すのは1度だけ、ゆっくり引きずるように裏返す
  • タレ付の焼き肉なら簡単においしく焼ける

コツさえ掴めば誰でも簡単にお家のフライパンでおいしく焼き肉が焼けます。

ぜひみなさんもお家で手軽にできる、フライパン焼き肉を楽しんでくださいね。

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